上智大学公開講座〜中級〜④
上智大学公開講座
『中級ヨガと特別呼吸法ーアドバンスアーサナとメディテーション』
4回目の講義、今回のテーマは逆転のポーズ・リラクゼーションです。
今回から3回にわたり教えてくださるのは近藤真由美先生です。
逆転のポーズと聞くと、ハンドスタンドやヘッドスタンド、ショルダースタンドといったポーズが真っ先に思い浮かんできます。
そんなに難しいポーズは・・・と思われる方も多いかもしれませんが、前屈や下向きの犬のポーズといったものも逆転のポーズです。
普段のくらしの中で、私たちは〈頭が上ー足が下〉ということに慣れ親しんでいます。
それを〈足が上ー頭が下〉という「逆転」にすることによって、背骨が逆になることで骨髄が引っ張られ開放され伸び、重力によって下に引っ張られる力によって体を休ませることができます。
また逆転のポーズには、脳を休める効果があるほか、内臓の機能を高め、消化の改善 、また更年期障害の症状緩和などの効用があります。
最後はサーランバ・シルシャーサナ(支えのある頭立ち/ヘッドスタンド)のポーズに
チャレンジ!
このポーズは中級から上級向けですが、ブレイクダウンしてひとつひとつコツをおさえていく事で、難しいポーズも時間をかけて出来るようになっていきます。
そして、出来るようになるまでのプロセスにもとても意味があります。
自分の苦手なところや弱点を把握することによって、自分自身の練習において意識するべきところを明確にできることで、より充実したヨガの練習ができます。
焦らず、徐々に徐々に、皆さんそれぞれのペースで行っていきます。
内臓は浮遊感を感じ、脳にはいつもより多い酸素量の血液が送られるため、気分もスッキリ爽快になれます♪
次回の講座5月26日(木) 19:00~20:30
アーサナ(6)アドバンスポーズ、リラクゼーションです。
お楽しみに!