京都でのお寺ヨガ合宿 2日目 ご報告
2013年10月5日
お寺合宿の2日目です。
ここ妙心寺には46の塔頭があり、多くの重要文化財や史跡、名勝指定の庭園、寺宝が保存されています。
そんな妙心寺の朝は清々しいです。
辺りは暗く5時を少し回ったころからセッションが始まります。
今朝にふさわしいプラナヤーマをたっぷりとプラクティス。
シャバアーサナでいると、あちこちから朝のお寺の鐘の音が聞こえてきて、その響きの波動となり心身の隅々までいき渡ります。
シャバアーサナから座法を取り、再びプラナヤーマ。金木犀の甘い香りが漂い心地いい。
マイソールで充分体を動かした後は、朝食です。
朝食後のセバ(奉仕)の時間には、お寺のお掃除をしました。
長い廊下の雑巾がけ、竹箒で掃いたりなど、今ではなかなか経験出来ないことで体の使い方も自然に身に付きます。
ランチまでの午前中のセッションでは、更に体を動かします
昼食も美しくおいしく楽しいです。
午後のセッションからはサイレンス開始です。深く内側に入り自己と向き合っていきます。言葉に出さずに感謝を伝えます。優しさで包まれると涙がすっと流れます。
夕食もサイレンスのままです。食への感謝の気持ちで心も満たされます。
箸袋の裏には「食事五観文」が書かれています。
1つには
この食物が食膳に運ばれるまでには、幾多の人々の労力と神仏の加護によることを思って感謝いたします。
2つには、
わたくし共の徳行の足らざるに、この食物を頂くことを過分に思います。
3つには、
この食物にむかって貪る心、いとう心を起こしません。
4つには、
この食物は、天地の生命を宿す良薬と心得て頂きます。
5つには、
この食物は道業を成ぜんが為に頂くことを誓います。
サットサングでは、サイレンスの貴重な経験をシァアーしました。素晴らしい体験と気づきの連続でした。
ゆったりお風呂で温まり、おやすみなさい
本日の消灯は9時半
明日朝は5時10分に本堂に集合です