上智大学公開講座2014年春期 アドバンスヨガと特別呼吸法 第3回目ご報告
5月7日水曜日
上智大学公開講座 アドバンスヨガと特別呼吸法3回目が開催されました。
今回のテーマは「立位のアーサナ(バランス)、リラクゼーション」です。
二本足で立つ「ヒト」ならではのテーマです。
まずはシュミッツ先生が、バランスポーズのポイントを実践を通して解説してくださいました。まずは、何気なく片脚を床からあげて片脚立ちになってみるのと、「立木のポーズ」をとろうとするのと、何か違いがあるか味わって頂きます。
「立木のポーズをとる」と意識すると、途端に動くまいと力みが入り、呼吸の自由な流れまでせきとめてしまうことが多いのです。もっと気楽に構えて、呼吸を続けながら微かな揺らぎの中でバランスするポイントを探してあげればいい、ということを再認識してから始めていきます。
股関節、膝、足首が機能していることを意識しながら立位のポーズを行い、体幹を使ってポーズを安定させていくために体幹を鍛えるポーズなどもあわせてたくさん行いました。
立位の最後は、もう一度股関節~足首までをユルユルと解放しながらも、関節をバネのように働かせてス~ッと立つ感覚を掴んでから、立木のポーズに再度チャレンジしていきました。
仰向けのリラクゼーションの前には緊張をリリースさせ…、ゆ~ったりと体の感覚を受け取りながら最後のシャバアーサナへ移っていきました。
シュミッツ先生の声に導かれて起きあがり、少しうす暗い室内で、皆さんで静かに座る…。このほんの少しの時間が何とも言えず癒されますね。
お疲れさまでした!
来週もお待ちしております。