上智大学公開講座2014年春期 アドバンスヨガと特別呼吸法 第10回目ご報告
6月25日水曜日
上智大学公開講座2014年春期 アドバンスヨガと特別呼吸法 第10回目が開催されました。
本日のテーマは「呼吸機能を高めるアーサナシークエンス、シュミッツ式完全呼吸法Ⓡ」です。
シュミッツ先生が最近楽しんでいる「キャニオニング」のお話をしてくださいました。
滝壺にダイブしたりするキャニオニングでは、恐れを捨てて外の世界に対して心を開き委ねることの大切さを教えてくれると仰います。
アーサナ実践でも、逆さまになる時思わず目を閉じてしまうかたがいますが、これは無意識の恐怖からそうしてしまっている場合が多いのだそうです。「今日はご自分がどんな時に思わず目を閉じてしまおうとしているか、観察してみてくださいね。そして、特別な指示がなければアーサナ中は目を開いておきましょう。」とアドバイスを頂きました。
呼吸機能を高めるシークエンスでは、やさしいほぐしの動きから始めだんだんと強度が上がっていき、自然に呼吸が深まっていきます。アーサナの流れの中、シュミッツ先生が要所要所でアシストしてくださいます。
45分程度のシークエンスですが、全身をよく動かしますのでクールダウン後はいつも以上に深いシャバアーサナで寛ぎます。
優しいリードに合わせて、自然な流れの中でシュミッツ式完全呼吸を実践してスッキリと目覚めていきました。いつもの通り胸の前で合掌した後、その合掌をハートをオープンに保つ蓮の花のムドラー(手印)に変化させて、にっこり微笑んでクラスを締めくくりました。
来週はいよいよこの春期講座の最終回です。楽しみにお待ちしております。