秋期上智大学公開講座〈中級ヨガと特別呼吸法〜⑨〉
〈中級ヨガと特別呼吸法ーアドバンスアーサナとメディテーションー〉第九回
12月15日(木)、上智大学にて秋期公開講座〈中級ヨガと特別呼吸法ーアドバンスアーサナとメディテーション〉が開催されました。
今回のテーマは
「特別呼吸法講座(3)、アーサナコンビネーション、呼吸法、メディテーション」です。
いつもは先生のリードに導かれて行うアーサナの練習ですが、今回のクラスでは各々自分のペースで〈アーサナ、呼吸法、瞑想〉を行いました。
アーサナは、自分がやりたいポーズを自由に組み合わせてシークエンスをつくって行っていきます。
呼吸法も、瞑想も、自分がやりたいと思うものを。やりたいと思う順序で。
ちょっと待って!!
シークエンスから何まで、すべて自分ひとりで考えなくてはいけないの・・・?
そう不安になる心配はありません!
自分のからだ、自分のこころが、今なにを求めているのか。
自分自身の内側の声に耳を傾ければ、おのずと、自分が今求めているものがみえてきます。
それは、時間帯など様々な条件によって変わってきます。
その日にあった出来事にも影響されてくるでしょう。
例えば、デスクワークで長時間の座りっぱなしが続いた後には、背骨をきもちよ~く伸ばしたい!そう思うはず。
日ごろ運動不足で汗をかいていない…ストレスが溜まっている…という人には、運動量の多いヴィンヤサでアクティブに体を動かすのもスッキリして気持ちがいいでしょう。
忘れてしまいがちですが・・・
本来ヨガは、誰かのためにするものではない、誰かと一緒にするためのものでもない、自分だけのためのものであるはずです。
決して、先生のように美しくポーズをとれた人がすごいわけではありません。
ポーズ集に載っているモデルのように綺麗なポーズをとる必要なんてありません。
重要なのは、
ヨガをすることで自分自身がいかに充実することができるか、
満ち足りた気持ちを味わうことができるか、
ではないでしょうか。
人に見られたら、なんて言われるだろう・・・?
そんな不安も吹き飛ばして!
誰に何を言われようと、どんなふうに思われようと気にしない!
何かにとらわれる必要なんて、一切ありません。
自分のペースで、自分だけのシークエンスを。
手や足の角度といった微細な部分に気を取られなくて大丈夫。
それよりも、自分自身が気持ちよいと感じるアーサナを。
今回は照明も薄暗くして、各々のペースでアーサナを通して自分自身と向き合っていきます。
自分だけのアーサナ、呼吸法、瞑想を。
自分が、いま、求めていることー
自分の中の声に、耳を傾けます。
自分のからだ、自分の心が、いま、求めていること。
その自分の中の声に、忠実でいること。
呼吸を意識し、呼吸に向き合い、そして自分自身と向き合う。
みなさん、すてきな気づきがありましたでしょうか!?
次回の講座は最終回、年明け 1月12日(木)
「特別呼吸法講座(4)、アーサナ、グループ呼吸法、メディテーション」です。
お楽しみに!